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重い腰を上げてSnow Leopardをインストール。その3

 Snow Leopardにしてから少し気になったことをば。

【mdsのメモリ食い】
 以前から時々怪しい動きをするシステムプロセスのmds。
 私はシステムには無知なので何者かはわかりませんが、必ずと言っていいほどメモリを大量に食らうようになりました。Safariに負けないくらいです(汗)
 特に64ビットモードだと加速する傾向にあるようで、せっかくシステムのコードをスリム化しても、こういうところでメモリを著しく食われると全く無意味のような気がします。なんとかならないかなぁ。。。私の環境が悪いのかもしれませんが(^^;
 

【ファイルクリエータとタイプ】
 Snow Leopardにして一番気になっているのがこれ。
 以前のマックファイルはファイルクリエータとタイプという項目があり、個々のファイルに設定が保存されていましたが、それが無視された。というか、排除されてしまったらしいです。その結果、全て拡張子で判断されるようになったようです。

 Windowsの人だと何か問題でも?と、思われるかもしれませんが、例えば同じ拡張子で違うアプリを立ち上げたい場合があります。
 私の場合、例えば、.pngなのですが、スクリーンショットは自動的に.pngで保存され、プレビューアプリで立ち上がるという設定で全く問題ないのですが、もうひとつ、.pngの使用頻度で高いのがFirerowks。拡張子で判断されてしまうと、全てプレビューアプリで立ち上がってしまい、Fireworksで立ち上げたい場合はアイコンにドロップするかファイルオープンする方法になってしまい、ファイルのダブルクリックによる起動が出来ません(泣)
 .psdのような、ほとんどPhotoshopでしか立ち上げないファイルならいいのですが、.jpgや.gifも同様で、内容によって違うアプリケーションを自動的に立ち上げたい。と、いうことが出来なくなりました。
 これは正直痛いスリム化だなぁ。と、思います。

 幸い?リンクファイルの関連づけは継承されているようです。
 たとえば、イラストレーターにリンクした画像を、別のフォルダに移動してもリンクは壊れない。Windowsの場合はパスで管理しているので画像ファイルだけフォルダ移動できない(かったはず)で、してしまうと関連づけを再設定しないと行けな(かったはず)。
 
 このファイルクリエータとタイプ情報は復活して欲しいなと思います。マックファイルの良いところだったのになぁ。


Files do not open in original authoring application (Mac OS X 10.6)

Mac OS X : Mac OS X 10.6を常に64ビットモードで起動する方法。

 Snow Leopard(Mac OS X 10.6)から64ビットモードが使えるようになり、マシンパワーをフルに発揮できるわけですが、実は何もしないと10.5同様32ビットモードで起動しているのはご存じの通り。おそらくアプリケーションの互換性のことを考慮しての配慮だと思うのですが、それでは納得いかないぜ。と、いう人も多いと思います。ま、そんなわけで、64ビットモードでの起動方法と永続的な64ビットモードの起動方法です。

 Macの電源を入れたら「6」と「4」のキーを押し続けます。それだけです。林檎マークの下の読込中のアイコンが回り出したら話して大丈夫です。
 64ビットモードになっていると、システムプロファイラの下の部分が「はい」になっていると思います。

64ビットモードで起動。

 ただ、この方法だと、毎回6と4のキーを押しながら起動しないと、残念ながら64ビットモードにはなりません。そこで、コンソールを立ち上げ、以下のコマンドを入力することで、常に64ビットモードで立ち上げることが出来ます。
 入力後パスワードを聴いてきますので、OKならログインパスワードを入力してあげましょう。

sudo systemsetup -setkernelbootarchitecture x86_64

 これで常時64ビットモードで起動することが出来ます。逆に時々32ビットモードで立ち上げたい場合は、先述と同様に起動時に「3」「2」のキーを押すことで可能です。

 32ビットモードに戻したい場合は、コンソールより以下のコマンド入力すると元に戻ります。64ビットモードで不具合が多い場合は戻してみましょう。

sudo systemsetup -setkernelbootarchitecture i386

 上記はMac OS X10.6 serverのやり方ですが、基本的な部分は通常のMac OS Xも同じなので特に問題なく動作していますが、アップルによる正式な記載はない?(私には発見できず(汗))ので実行のさいは少々ご注意を。
 また、コマンドラインはどうも苦手。と、いう方には、SixtyFourSwitcherというアプリケーション型(環境設定パネル)の簡単切替アプリもありますのでお試しあれ。

32と64ビットモードを簡単切替。


Mac OS X Server v10.6:32 ビットまたは 64 ビットカーネルで起動する
SixtyFourSwitcher

 実際に64ビットモードで立ち上げていると爆速になるわけではありません(笑) が、ちょっと軽いかな。って感じるところは要所要所であるので、ほんのわずかでも速くしたい。と言う人にはいいかなと。特にネットワーク周りと画面描写が軽くなる気がします。気のせいかな?