キャンセルできない? iPhone。

 iPhoneが契約上、いかなる状況でもキャンセル、返品できないというのが問題になっているようです。

 先日、「iPhone VS 森公美子」の記事の元となった森公美子さんのブログでもクーリングオフできないとのことが記載されていました。もっとも、森公美子さんの場合は、それ以前の問題であり、果たしてクーリングオフがあったとしても適当になるかどうか私は疑問に思います。
 誰かに強制的に買わされたとか、そういうわけではないでしょうし(そういうわけ?)、携帯電話ってほとんどの場合、店頭なりに出向いて自分の意志で買うわけで、自分の意志が明確にある以上、責任を伴うが普通。あの記事に対して、SoftBankの対応について問題について言っている。と、いう人もいますが、結局のところ両方(iPhone、SoftBank)にたいしてなんですが、あの文面からすると、iPhoneをダメと決めつける理由はおかしいですね。

 ま、それはさておき、契約書に書いてある以上、購入したと言うことは、それに同意した。と、見なされるわけですから、あとで「キャンセルできねーじゃねーか」と、いっても、本末転倒な気がします。同意できなければ、買わなければいいわけですし、私も購入時に、きちんと読める字の大きさ(笑)の別紙の契約書(ニュースソース参照)を読んでくれと言われました。

 iPhoneだけがそういう契約なのかちょっとわかりかねますが、iPhone、SoftBankに絶対的な見方をするわけではなく、法規上問題があれば改善すべきというのは言うまでもありません。契約書を見直すのも大事かもしれませんが、可能であるならば、現在、教育が行われているというiPhoneマスターなる人をしっかり配置して、iPhoneの「良いところも悪いところ」も全て説明できる体制を作る方が大事だと思います。本来であれば、発売と同時に行われなければいけないことなんですけど、Appleの極秘体制が徒となってしまったかたちなのかな。なんて思います。

 結局のところ、いつも言っていることなんですが、ものを買う側も調べなさすぎなんですよね。私から言わせてもらえば。。。


iPhone 3G、「いかなる状況でもキャンセルしない」は民法上問題–消費者団体が申し入れ:モバイルチャンネル – CNET Japan