iPadのビデオを見て、ふと思ったこと。

 iPadのプロモーションビデオを見ていてふと思ったのですが、iPadって、ある意味で最強のユニバーサルインターフェイスノートブック(タブレットPC)になりえるのかなぁ。と、思いました。

 普通の人は目で見て指で情報を入力するわけですが、別にタッチパネルであれば、キー一つ一つのサイズを変えれば指でなくても足の先でもあごでもいいわけです。iPhoneで導入したボイスコントロールがいい例で、あれは身体の動きが制限される人でも電話やメール、その他のアプリケーションをコントロールできる。
 健常者と障害者という表現は好きではありませんが、わかりやすく表現するためにあえて使わせて頂きますが、健常者が?と思うインターフェイスでも障害者の人にとっては大変使い勝手の良いインターフェイスなのかなと思います。

 iPhone発表時にジョブズ氏が言っていた、全てが固定されたキーボードやマウスでは、インターフェイスの改良は難しく、また出来たとしても時間を大変要します。でも、タッチパネルという平面的なインターフェイスに、擬似的にアプリケーションで実現するインターフェイスを用いることで、本来健常者にとって使いやすいアプリケーションと考えがちですが、もしかしたら、すでにそちらの分野への進出なども考えてユニバーサルインターフェイスになりえるタッチパネルを導入したのかなぁ。と、いう想いが最近しました。

 もちろん、ただジョブズ氏が作りたいから作っただけ。という方が自然ですが、子供が欲しいものは案外、理にかなったものだったりもするので、必要と思うものが必然でないようで実は必然であることも多く、その真意はわかりませんが、iPadはもしかしたら、既に違う次元で考えられたプロダクツデザインなのかしれませんね。

 なーんて思いましたが、そんなことはないんだろうなぁ(^^;