X-T1 のモニター条件にお花の写真というのがあったのですが、それ以外にも少し時間が取れたので、花とは対照的なメタリックや堅いものも撮ってみました。
引退した電車車両。
朽ち果てた感じがなかなかの質感。
車の塗装面に映る夕焼け。
本来は曇天くらいのほうが質感が出るのですが、ちょっと洗車してなかったのでσ(^_^;)
朱鷺メッセ。
小さい窓枠も結構エッジが効いて綺麗です。
旭カーボン。新潟の定番工場夜景スポット。
本来もう少しメタリックに現像した方がそれっぽいんですが、よくあるガチガチの HDR は好きではないので、富士フイルムっぽく?現像してみました。
水の質感もいい感じです。
SIGMA の DP も凄いですが、こちらは少し優しい感じ。
夕焼けのグラデーションが気持ちいいです。
影になっている街頭も綺麗にでています。
オリジナルの等倍(リンク先にて見れます)で見ないとわからりづらいですが、細かい枝までしっかり再現されています。こういう細かいディティールはローパスフィルターレスの効果が現れているのかなと思います。
さいごは好きな甘いもの。これは柔らかいものでした(^_^;
旧齋藤家別邸でいただいた限定家紋入り和菓子。
最終的には RAW 現像である程度表現したいものはできるんですが、それ以前の素材というのはとても大事で、やはりカメラによって得手不得手というのがあります。そういった意味では X-T1 はオールマイティに素材の良さを活かしたまま記録しておけるようなカメラなのかなと感じました。
『花の写真館 富士フイルム「Xシリーズ」最新モデルモニターキャンペーン』×東京カメラ部 モニターキャンペーンにて撮影した写真 on Flickr
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FUJIFILM X-T1 | 富士フイルム
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マクロエクステンションチューブ MCEX-16/MCEX-11 | 富士フイルム
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すでお帰りしてしまったモニターで借りていた FUJIFILM X-T1 。非常に心寂しい毎日なのでちょっと悩んじゃいますね。なにを?(^_^;
それはさておき、X-T1 で撮影した写真は撮って出し(カメラ内で jpeg などに変換した画像)でも非常に自然な風合いでとても好感が持てて好きです。
写真を始めた頃は RAW 撮影についての知識はおろか、まさか RAW 現像に着手するなんて思っても見ませんでした。そのため2年弱は撮っ手だしだったのですが、RAW を知ってからは逆に後戻りは絶対できません。
なぜかというと RAW データは撮影素子で受け止めた光(データ)のほぼそのままを保存しています。しかし撮っ手だしの場合は、せっかく受け止めたデータをその場切り捨てて最終形だけを残していることになるので非常にもったいないのです。
なので、現像しなくてもその時の光(記憶)を残しておけるように RAW モードでの撮影はできるだけおすすめしたいです。
さて、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、X-T1 の RAW 現像は Mac OS X であれば Aperture か iPhoto でもできるのですが、できることなら専用の「RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX (フィルムシミュレーション対応版)」を使うことをおすすめいたします。
というのは、以前も記載したかと思いますが、普段使っている Aperture だと青みや特定の赤など Mac OS X の Camera RAW の対応データがどうもおかしい。
私は普段 CANON の一眼を使っているのですが、DPP(CANON からの専用アプリ)を使うと綺麗に再生できるのですが、Aperture だと青や特定の赤色の部分がおかしくなる。激しく飛ぶ?といえばいいんでしょうか。
説明ばかりが長くなってしまうので次に行きますが、とにかく富士フイルムさんから提供されているソフトをおすすめします。
厳密に言うと SILKYPIX(シルキーピクス)の富士フイルムさんの現像抜粋版といったところのアプリでありますが、カメラ内での調整値に近い設定とフィルムシミュレーションがそのまま使えますので、RAW で撮りつつ、アプリでイメージをシミュレーションしておけば、その値をカメラでたたいてあげれば、現像することなく自分のイメージを効率よく撮影できるんではないでしょうか。
細かいところまではなかな手は回りませんが、
と、まだまだ使いこなすにはいたっていませんが、気になったところでした。
今現在、Aperture は完全にファイル管理、DPP、SIGMA Photo Pro、RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX、DxO OpticsPro と、いいところをとって現像するとどうしても1つのアプリで完結する。というのは難しいですねσ(^_^;)
RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX (フィルムシミュレーション対応版):ダウンロード | 富士フイルム
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前回に引き続き FUJIFILM Xシリーズ × 東京カメラ部モニターキャンペーンレビューということで、今回のモニターは Facebook の「花の写真館」のキャンペーンと言うことで花の写真を撮るというのがひとつのテーマにあるということでお花を中心に撮影していました。
この時期(春先)にとてもいいタイミングで、以前から気になっていた X-T1 の色味が凄く花などにあっている気がして、普段お花を撮っていてもそんなに盛り上がらないんですが、なぜかテンション上がっちゃいました♪
今回撮影したお花の写真を抜粋してお届けいたします(枚数が多いので全ての写真は Flikcr よりご覧ください)。
マクロエクステンションチューブ MCEX-16 使用。※手持ち
マクロエクステンションチューブ MCEX-16 使用。※手持ち
マクロエクステンションチューブ MCEX-16 使用。※手持ち
マクロエクステンションチューブ MCEX-16 使用のところで、あえて「手持ち」というのを書いたのは、撮影対象に数センチくらい近づいてもブレを吸収してしまう強力な手ぶれ補正機能に感心してしまいましたので書いておきました(^^)
普段はキヤノンのカメラを使っているのですが、やはり色の味付けというのはメーカーが違うとこれほど違うものか〜。というのが実感です。
RAW 現像の詳細はひとまず置いておきますが、ここにあげている作例のほとんどは撮って出しに近い状態の現像で、カメラ内の特にフィルムシミュレーションモードというのを使って現像しているのですが、よくあるピクチャースタイルのわかりやすい味付けとも違い、RAW 現像でこねくりまわした絵でもなく、富士フイルムさんのこの独特の味付けは使っても嫌らしくない感じで凄く気に入ってしまいました。自然に使っていきたくなりますね。
SIGMA さんの foveon のガツンと来る味付けも好きなんですが、やさしい味付けの富士フイルムさんは撮ってて穏やかになりますね。なんだか(^^)
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先日応募していた「FUJIFILM Xシリーズ × 東京カメラ部モニターキャンペーン」に当選しましたのでレビュー。
届いたのは X-T1 !! これじっくり使ってみたかったんです!
ということで、まず X-T1 のスタイルと使いはじめから見ていきましょう。
私はフィルム時代のカメラは使ったことはありませんが、カメラというと、この X-T1 のようなクラッシックなデザインを思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。
わたしも実はそうで、とっても懐かしくもしっくりくるデザインで好きです。特に上面のアナログ感なダイヤルが個人的になおそそります(^^)
デザインそのものはクラシック風ですが中身は現在のデジタルカメラ。機能がこれでもかと言うほどてんこ盛りで全てを扱うのはなかなか大変そうですが、メニューは比較的わかりやすくなっているので好印象です。
1タブ1画面になっていますので、項目をスクロールで探す必要がありません。厳密に言うと細切れのスクロールですが、まれにタブになっているにもかかわらずタブ内でさらにスクロールするという風にはなっているものがありますがあれほどいただけないものはありません。
ただ、メニュー自体はわかりやすいのですが、十字キーが小さいので男の人には少々操作が辛いかもしれません。もう少し大きくするか突起をもう少し出してくれると良かったかもしれませんね。
外装でやはり一番目を引くのは大きなダイヤルが3つではないでしょうか。それに加えてグリップ前面と背面の小さなダイヤル。こんなにいるの?と思わなくもないんですが、まず左から ISO、シャッター速度、露出。になっているのですが、これはもう慣れしかないと思います。実際に何日か使っていると案外気になりませんでした。
絞りは?というと、基本的に全てレンズに付いているリングで調整します。
最近のデジタルカメラはほとんどボディ側のダイヤルで調整できるので最初は違和感ありありだったのですが、なぜか数日で違和感がなくなりました。なんでしょう、これ?σ(^_^;)
はっきり言って動体撮影には不向き(たぶん無謀)な配置ですが、じっくり撮るには何ら問題ありません。むしろ理にかなっているんじゃないの?って思うほど洗脳されちゃっています。
2点いまひとつなところがあるとすれば、ダイヤルが大きすぎて不意に触ったりカバンの出し入れで動いてしまうこと。センターにロック解除ボタンはあるんですが、全ての場所でロックが掛かるわけではなく、上限と下限値のところといえばいいでしょうか。そこまではロックしません。なのでもう少しかためのダイヤルでも良かったかなと思います。
もうひとつは露出調整ダイヤル。これいるのかな?もしかしたらわたしがマニュアル操作しかしないせいかもしれませんが、ここだけアマチュアっぽいといいましょうか。露出ボタンで輝度調整っていかにも写真始めたばっかり。って印象があってどうも。しかもダイヤルが動きやすくて困るのでいらなかったのでは?と思いました。
実はよくできているのがグリップの前面と背面に付いている小さいダイヤル。
シャッター速度ダイヤルで調整したさいにもうちょい調整したい。というときは前面のダイヤルで前後2段くらい調整できます(速度によって違う)。
機能はその場によってさまざまですが、この小さなダイヤルは操作位置もいいですし、とても使いやすいです。
全体的に操作感が他のメーカーと違って独特ではあるんですが、慣れるとかえって扱いやすいような気さえします。親指 AF ももちろん設定できますし。
モニターのキットレンズは FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS なんですが、それに加えてもう1本一緒に来た FUJINON XF35mmF1.4 R 単焦点レンズ。
35 mm 換算で 53mm と、いわゆる標準画角といわれる人の目の画角に近いというもの。
昨年、毎日1枚写真を撮るという企画でこれに近い画角を使っていたおかげか撮影しやすかったです。
このレンズを初めに使って思ったのはボケみの優しいこと♪
今メインで使っている SIGMA 30mm F1.4 DC HSM も同じ F1.4 で撮影ときのぼけは美しいんですが、若干ざわざわする感じがあります。しかし XF35mmF1.4 R は、まー優しい。あとどう言えばいいんでしょうね。まー優しい^^;
もし本体を持っていたらまっさきに揃えたい単焦点のひとつになると思います。そしてちょっと風変わり?なフードがやるきにさせちゃいます。
操作性に関してはとくに問題ないんですが、できればインナーフォーカスがよかったかな。
さらにモニターで一緒に来たマクロエクステンションチューブ CEX-16/MCEX-11。
通常のレンズをお手軽にマクロレンズ風の写真を撮るためのエクステンション。ふたつセットの商品のようで、16 のほうが一番寄った撮影ができます。
ただ、中望遠のマクロレンズと違ってエクステンションでの撮影は自分が対象物にぴったり近づかないといけないので、花など動かないものははいいのですが虫など動くものは難しいです。
ですが、簡易接写でも写真の世界観がまるっきり変わるのでひとつ持っていると幅が広がって楽しいです。また、強力な手ぶれ補正機能がある最近のデジカメだと意外とサクッと撮れてしまうんですね。
フラッシュは標準装備で、使わないときはパタンとつけたまま倒せます。
細かい使い勝手はまた後程、ということで、いくつか作例をば。
順次 Flickr にはアップしていますのでよろしければこちらからもご覧ください。
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ということで、1週間ほど使った感想をひとことでいうと「返したくない!(欲しい)」につきますね(^^;
普段は APS-C の一眼レフを使っていてフォトウォークでも特別重いとか苦になることはほとんどないんですが、今回使ってみてコンパクトな APS-C ミラーレス。しかも X-T1 はローパスフィルターレスで写りも大満足!
そしてなんといっても携帯性の良さ。ボディ、レンズを同じ本数持っていても倍近く軽量化できますし、写りもほぼ同じ、狭いところ山登りもさらにしやすくなります。う〜ん。ちょっとまじめに導入考えちゃう。。。。かもσ(^_^;)
さて次回はもうちょっと細かい使い勝手などを書こうかなと思います。
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