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SIGMA「dp1 Quattro」シグマ・Foveon スクウェア×東京カメラ部 モニターキャンペーン当選レビュー 【撮影編】

前回の SIGMA「dp1 Quattro」シグマ・Foveon スクウェア×東京カメラ部 モニターキャンペーンに当選 【本体編】に続きまして、今度は実際に撮り歩いたものを紹介しながら仕上がり具合の感想を記載していきたいと思います。

 ※写真は原則 RAW データを SIGMA PHOTO Pro による現像になります。

 さてさて、実際に撮影に入ってみると DP1 Merrill(以下 Merrill(メリル)) に比べて dp1 Quattro(以下 Quattro(クアトロ)) のほうがやはりセンサー感度が良くなっているかも。というのに気づきます。

 絞り、シャッター速度など極力同じ設定での撮影条件だと、わずかに明るく撮影される感じです。とはいえ、そこは foveon(フォビオン) ? 極端に Quattro のほうが高感度になった。と実感できるほどではないのはちょっと残念でしょうか(^_^;

 個人的にはセンサーよりも明るいレンズへアップデートを激しく望みます。でもそうすると定価は10諭吉を軽く超えちゃいそうですが。

#00440546 海の広さ

 Merrill に起こる、たまに赤色系が妙な色合いで記録されるのが軽減されているようで、現像時に調整する必要が少なくなりそうです。長期的に使ってみないとわからない部分ではありますが、約1ヶ月使った感じではほとんど気になることはありませんでした。

#00440552 おとしまえ

 dp の面白いとことは、どんな風景でもそれなりに見えてくるところ。解像度、描写力、味付け。各種メーカーいろいろな表現方法がありますが、SIGMA 独自の foveon マジックは他にない魅力のひとつと言えるでしょう。

 裏を返すとカメラ性能に頼り切ってしまいがちになるので注意が必要。とも言えます(^_^;

SIGMA dp1 Quattro monitor #11

 作例ではあげなかった(忘れた)のですが、ISO 感度に関しては 400 くらいまではあまりノイズが目立たない感じでした。写真の使用状況にもよるので一概には言えませんが、Merrill だと 400 でも目立つノイズがボロボロ出てきていたのですが Quattro は少しまろやかでしょうか。
 ちなみに逆にもっとあげると独特のノイジーな感じになるので、それを逆手に取る。というのも面白いかもしれません。

SIGMA dp1 Quattro monitor #17

 レンズフレアは Merrill と同じ程度(もしかしたらもう少し大きいかも?)起こってしまいます。厳密な計測はできないので何とも言えませんが、フレア軽減はあまり期待しない方がよさそうです。

SIGMA dp1 Quattro monitor #20

 
 残りの写真は Flickr より参照して頂くとしまして、最後に、普段はモノクロームはしないのですが、dp といえば。みたいなところがなきにしも。というのがありますので、せっかくなので現像してみました。
 
 やはりというか、同じ写真でもカラーよりもなにかを訴えそうなほどパンチが強くなりますね。階調の良さと独特の深みでしょうか。
 
 

SIGMA dp1 Quattro monitor #16 monochrome

 Merrill か Quattro か。と言われると非常に難しい選択だと思いますが、foveon 初めてなら Quattro。foveon を極めたいなら Merrill でしょうか。
 当然私感でしかありませんが、Quattro は操作性の良さやデフォルトの自然な色調は誰にでも受け入れやすいと思います。半面 Merrill は少々癖のある色調で記録されることがあるので初めてだと戸惑ってしまうかもしれません。

 Merrill のほうが、やはり解像感は強いように思うのですが、センサーの違いによる差は両方使ってみないとわからない気がするので、これから foveon で撮影してみようかな。と言う人には Quattro のほうが扱いやすいでしょう。

 一般的なコンデジと比べると書き込みが遅い、バッテリーが持たないなど、気軽なスナップ撮影とは行かないのは正直なところではあるんですが、1枚1枚じっくりと被写体と向き合って写真を撮り歩くのであれば、それほど気にならないんではないかと思います。むしろ手当たり次第撮影するよりも、しっかり意識して撮る難しさと楽しさを味わうにはうってつけのカメラのひとつではないでしょうか。

今回撮影した写真

キヤノン EF 24-70mm F4 IS USM キヤノン×東京カメラ部 モニター提供

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SIGMA「dp1 Quattro」シグマ・Foveon スクウェア×東京カメラ部 モニターキャンペーン当選レビュー 【本体編】

 なーんと!前回のキヤノン「EF 24-70mm F4 IS USM」キヤノン×東京カメラ部 モニターキャンペーン に続き、Facebook シグマ・Foveonスクウェアのモニターキャンペーンに応募していた、SIGMA dp1 Quattro がモニター当選しちゃいました!!
 これをクリスマスプレゼントといわずなんといいましょう!(*^^) ※モニター機が届いたのが昨年(2014年クリスマス前のため。実際は返さなくちゃ行けませんけどねσ(^_^;))。
 そして偶然か天の定めか(大げさ(^^;))、昨年導入した DP1 Merrill(以下 Merrill(メリル)) と dp1 Quattro(以下 Quattro(クアトロ))が出てから買おうか迷っていたんですが、結局物欲に負けて導入した Merrill と比べることができますので、とてもグッドタイミング!

 と、いうことで、まずは本体のレビューから。

SIGMA dp1 Quattro 本体 #1

 Quattro シリーズの目玉はなんと言っても、この独自の形状。Merrill が真四角で無骨な本体に対して、今まで見たこともないようなデザインのコンパクトデジタルカメラ。

 もうコンパクトという枠では実施ないような気がしますし、デザインだけでその存在感はただものではありません。新しいカテゴリと言ってもいいかもしれませんね。
 
 

SIGMA dp1 Quattro 本体 #2
  • デザインは大変奇抜ではあるんですが、実際に使ってみるととても使い勝手がとてもいいです。Merrill がとりわけ持ちにくいということを感じたことはないんですが、グリップをしっかり握れる形状なのでとても安心感があります。
  • 露出とシャッター速度が独立したダイヤルもマニュアル撮影のみの私にとってはとてもレスポンスよく撮影できるのでありがたかったです。Merrill の場合は片方がボタン操作になり、またグリップ部分にあるため握り方によって、つい押されてしまうことが多々あるのでちょっとまどろっこしいのですが、それが全くなかったので撮影に没頭できました。
  • 重量については重いという感じはないのですが、グリップ部分だけを持って片手で撮影するのは少々困難で、レンズの重みを片手で維持できるだけの力がいるので、レンズを支えながらの両手撮影が基本となると思います。その場合はとてもホールド性がいいので Merrill よりぶれずに撮影しやすいと思います。できることなら本体の長さがもう数センチ短い方がさらによかったかなぁ。と思います。
  • ホールド性がよくなったのと、液晶画面が Merrill とよりずいぶん見やすくなったのでマニュアルでのピント合わせがやりやすくなりました。
  • バッテリーの持ちは大きくなった分伸びました。撮影状況にももちろんよりますが、Merrill だと2.5個分くらい必要かな。というところを1個でまかなえる位のイメージでしょうか。
  • たぶん一番困るのは持ち出し時のカバンではないかと思いますσ(^_^;) 大きい上に形状が特殊なので、自分なりのものを見つけるのは大変だと思います。
    今回私は以前使っていたコンパクトな一眼レフ用のものにタオルなどを詰めて動かないようにしていました。わりとフレキシブルに対応できるカバンがいいように思います。

 

SIGMA dp1 Quattro 本体 #5
  • 液晶画面は Merrill と比べてずいぶん確認がしやすくなりました。正直 Merrill のものは構図、明るさ確認程度で、プレビュー確認も撮影時、特に拡大表示の時のピントの山がわかりづらいのは正直なところで、ポケットに入るようなコンデジよりも悪いかも。と思うほど、高画質のカメラとは思えないほど液晶画面での確認はシビアです。
  • マニュアル操作時の画面拡大時の終了秒数の設定ができるのが意外と重宝しました。Merrill の場合、ちょっと戻るのがはやすぎるので、そのあたりはファームウエアで対応してくれないかなぁ。なんて思います。
  • 全体的な画面構成、設定内容はほとんど Merrill と大差ないので、移行する場合でも、両方持ちでも迷うことなく操作できるのはいいですね。
  • 水平器は個人的には視覚で見たときのバランスのほうを重視しているので特に便利だなぁ。という感じはありませんでしたが、そのあたりは撮影スタイルによると思うので善し悪しという議論はなしでしょうか。
  • 今のデジカメではほとんど当たり前になりつつありますが、やはり露出が液晶画面に反映表示されるのは撮影を大幅に楽してくれます。

SIGMA dp1 Quattro 本体 #6

 Merrill と比べて大きな不満のない本体の使い勝手ですが、2点だけ気になったところは、

  • メモリーカードのフタが樹脂式であること。正直、開閉しづらいですし、確実に劣化する素材なので、いづれ切れちゃったりすると思います。また dp クラスのデジカメではちょっと残念な仕組みかなぁ。と思いました。
  • もうひとつはストラップを取り付けるための金具。塗装によりブラックにしているのですが、ここもほぼ確実に擦れて剥げてくる部分なので、無理に本体色に合わせないで Merrill と同様金属色(銀)のままでも良かったように思います。もしくは予め黒い金属を使うとか。
    個人的には剥がれても気にならない部分ですが、このクラスを買う人、根っからのシグマユーザーさんにとっては意外に気になるのではないかな?と思いました。
    ちなみにモニター機も最初から少しはげていて、特別堅いものにぶつかったことはないのですが、カバンの出し入れで使っているうちにちょっとずつ広がってきてしまいました(汗)
SIGMA dp1 Quattro 本体 #7

 総括としましては、使い勝手は大変良好!!で、Quattro の圧勝と言ったところでしょうか。なにより所有している実感があるデザインとホールド性。なんとなく撮影時にニヤニヤしちゃってました^^; やはり撮影時に楽しいとかドキドキするというのは大事だと思います。
 
 さて次は実際の撮影編をご覧ください。

今回撮影した写真

キヤノン EF 24-70mm F4 IS USM キヤノン×東京カメラ部 モニター提供

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